イエネコの歴史 〜猫はどこから来たの?〜
何千年もの昔、ナイル川のほとりで最初の農耕社会が融合された頃、アフリカ ヤマネコ(Felis silvestris libyca)は、古代エジプトの農民たちの大切な穀物を食い荒らすネズミを狩る、とても有能な動物として人間に注目され始めました。現在家庭で飼われているイエネコ(Felis catus)の祖先と言われています。古代エジプトの農民たちは猫を家畜として飼いならし、田畑や貯蔵庫でネズミ狩りの技を存分に使わせ、大切な穀物を守ってもらう事に成功しました。
その結果、猫は貴重な動物としてアフリカ、ヨーロッパ、アジア諸国に広まり、最終的には地球全体に広まりどんどん増えていきました。
現在、世界各地に広がったイエネコは500億匹にも及ぶといわれています。^^;
8000年近くも人間と共に暮らしてきた猫ですが、その体の形や大きさ、性質は犬に比べてほんの少ししか変化していません。
狼を祖先とする犬は人間によって、人工的な交配が繰り返され、見た目も性質も大きく変化しました。
その違いはそれぞれの役割にありました。
犬の役割は家や人、大切な家畜を守る番犬として重宝されましたが、狼に近い犬では飼いならす事も難しく役不足でした。(アメリカでは狼の血が混じった犬を飼うのは法律違反です。)
人間が犬を飼いやキく、もっと人の役に立つように改良しようとした時、人工的な交配が必要でした。
逆に猫は「有害な動物を駆除する能力」をすでに持ち合わせていたため、改良の必要が無く人工的な交配もあまりされませんでした。
野生に近い性質を残したイエネコの行動は、ヒョウやクーガー、アメリカライオンなどに似たところがあります。
現代のイエネコの行動で大きく変化したところは、なんと言っても人間との親しい関わり合いを容認しているところでしょう。
はじめて猫を飼う人は、慣れないうちは猫の不思議な行動に驚かされる事もあるでしょう。
あなたにとって理解しがたいかも知れません。
でも、猫の行動の背景にあるこのような歴史を頭のすみに入れておけば、どんな問題が起こっても解決への糸口がつかめるはずです。
「たとえ、猫だけにしか分からなくても、猫の行動の全てに理由があります。」
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